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「推し活」は幸せの源。でもお金がつらい…?

ライブ、舞台、イベント、配信、グッズ、遠征。
推しの存在があるからこそ、日々を頑張れる。そう感じている人は少なくありません。
仕事で嫌なことがあっても、「次の現場がある」「推しの新情報が出る」と思えば踏ん張れる。
推し活は単なる趣味ではなく、心の支えであり、生きるモチベーションそのものです。
けれどその一方で、ふと現実に引き戻される瞬間があります。
クレジットカードの明細を見たとき。
銀行口座の残高を確認したとき。
「え、こんなに使ってたっけ……?」
そんなふうに、胸がざわっとする経験はありませんか。
推しは大好き。
現場は最高だった。
後悔はしていない。
それなのに、なぜか心が重くなる。
その理由は、「幸せ」と「お金の不安」が同時に存在してしまっているからです。
推し活そのものが悪いわけではありません。
問題なのは、推し活に使うお金の流れが見えないままになっていること。
我慢しすぎる推し活は苦しい。
でも、無計画な推し活もまた、長くは続きません。
だからこそ必要なのが、「推し活をやめる」でも「我慢する」でもない、
整えて続ける推し活という考え方です。
推し活にお金がかかる3つの理由を知る
1. 「限定」と「今だけ」の誘惑に弱い
推し活の世界には、「数量限定」「期間限定」「抽選販売」「再販未定」といった言葉が溢れています。
これは偶然ではありません。
人は「いつでも手に入るもの」より、「今逃したら二度と手に入らないかもしれないもの」に強く反応します。
「後悔したくない」
「持っていないとファン失格な気がする」
「推しに失礼かもしれない」
こうした感情が一気に押し寄せ、冷静な判断が難しくなります。
結果として、本来なら少し考える余地があった出費も、即決になりやすいのです。
そして後から、「なぜ買ったんだろう」「本当に必要だったかな」と自問することになります。
2. 感情で動く買い物が多い
推し活における支出は、理屈よりも感情が先に動くケースがほとんどです。
推しが頑張っている姿を見ると、
「応援したい」「力になりたい」という気持ちが自然と湧いてきます。
その結果、「お金を使うこと=応援」「課金=愛情表現」という構図ができあがりやすくなります。
これは決して悪いことではありません。
むしろ、とても純粋でまっすぐな感情です。
ただし、感情だけで動き続けると、あとから現実とのギャップが生まれます。
「こんなはずじゃなかった」という後悔や自己嫌悪につながることもあります。
3. 予算を「生活費」から出してしまう
推し活費を生活費と同じ財布から出していると、出費の感覚が曖昧になります。
食費、日用品、光熱費と同じ流れで支払ってしまうと、
「どこまでが生活で、どこからが趣味なのか」が分からなくなってしまうのです。
その結果、
「使いすぎたかも」という罪悪感と、
「でも楽しかったからいいよね」という自己正当化が交互にやってきます。
この状態が続くと、推し活そのものがストレスの原因になってしまいます。
“破産しないオタ活”の新ルール

ルール①|推し費は「固定費」に入れない
家賃や食費のように、推し活費を固定費扱いにしてしまうと、使いすぎに気づきにくくなります。
おすすめなのは、月収の5〜10%を目安に「推し活貯金」として先に分けておくことです。
たとえば月収20万円なら、1万円〜2万円。
この範囲内で楽しむ、と決めるだけで安心感が大きく変わります。
「余ったら貯める」「足りなければ次月に回す」
このシンプルなルールが、長く続ける鍵になります。
ルール②|グッズは「本命+1」に絞る
「全部買う」推し活は、満足度が高いようでいて、後悔も生みやすい方法です。
そこでおすすめなのが、
「一番欲しいもの+もう1点まで」というルール。
不思議なことに、量を絞ると一つひとつへの愛着は増します。
「これは厳選して選んだもの」という意識が、満足感を高めてくれるのです。
ルール③|クレカではなくプリペイド管理
クレジットカードは便利ですが、使った感覚が薄れやすいという欠点があります。
推し活用には、プリペイドカードやチャージ式決済がおすすめです。
「今月使える金額」が目に見えることで、自然とブレーキがかかります。
「ここまで」と線を引けることは、我慢ではなく安心につながります。
推し活を“続けるための節約術”
推し活を長く続けるために必要なのは、無理な節約ではありません。
「削る」よりも「整える」意識が大切です。
まずおすすめなのが、フリマアプリの活用です。
使わなくなったグッズを出品し、推し活資金として循環させる。
「手放す=冷めた」ではありません。
今の自分に必要な形へとアップデートしているだけです。
遠征費についても、工夫の余地はあります。
ホテルや交通費は早割やポイントを活用することで、大きく差が出ます。
また、同担さんや友人とシェアするのも一つの方法です。
交通や宿泊を分け合うことで、出費も不安も軽くなります。
推し活は一人で抱え込むものではありません。
共有することで、楽しさも続けやすさも増えていきます。
お金を整えると、推し活はもっと幸せになる
無理して応援しても、心が疲れてしまっては本末転倒です。
「お金の余裕=心の余裕」。
この関係は、推し活においても例外ではありません。
推しに使うお金を整えることは、
自分の暮らしと未来を大切にすることでもあります。
推しを愛する気持ちは、そのままでいい。
そこに「自分も守る視点」を足すだけで、推し活はもっと長く、もっと幸せになります。
今日からは、
推しも自分も大切にする整え推し活を、少しずつ始めてみませんか。

